ツバメ越冬ハウス製作(その4)

年末に注文していたファンが届いたので、タヌキの世話をしがてら改修工事をしてきました。

設置をして3週間近くになります。またいくつかの問題点が出てきています。

● 問題点と対策(1月7日)

1・・屋根のアクリルと木材の膨張率が違うため隙間が開いてきて、雨水が浸入している。

★シリコンコーキング剤で隙間を埋めていたが、その上からさらにコーキング剤を上盛りした。

2・・湿度がまだ理想まで上がらない。

★ペーパータオルに材質を変更した。

3・・今までの飼育箱の正確な温度を測ったことがない。

★デジタル温度計で飼育箱内部の温度を測ると、外気温12℃の条件でヒヨコ電球近くは24℃〜26℃、箱の隅で19℃〜20℃とばらつきがあった。鳥は寒ければ電球のそばに近寄り、暑ければ離れると言う具合に移動をしているようだ。ヒナを育てるのには少し温度が低めであるが、4月頃は外気温が高くなるので30℃は確保できているようである。越冬地である東南アジア、シンガポールの冬の気温は20℃〜33℃位なので、最大の誤差でこの範囲に温度管理が出来ればOKだろう。

4・・越冬ハウスの各場所での温度データがない。(改修前の小さなファン)

★デジタル温度計で窓の近く、ヒーターのそば、床から20センチの中央部の3カ所を測定。
朝(外気温0℃)で窓の近くは20℃。ヒーターのそばは24℃、床から20センチの中央部は26℃。
昼(外気温13℃晴天)で窓の近くは32℃。ヒーターのそばは34℃、床から20センチの中央部は35℃。
日が当たる場所に温度計を置くと温度計自体が暑くなり、室温よりも10℃〜15℃も高く表示されることがわかったので、センサーを日陰に設置して経過を見ることにした。

具合が良ければ13日の土曜日に、いよいよツバメの引っ越しをします。

ファンの大きさ比較
コーキング剤で隙間をうめる
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