ツバメ越冬ハウス製作(その3)

● 問題点と対策(12月27日)

1・・晴天の日中は太陽光で室温が上がり条件によって50℃にもなることがある。

★2面アクリル2重窓のため温室状態になり、予想以上に室温が上がってしまった。排気ファンを付け加えることで解決を目指す。さらにヒーターとファンにサーモスタットを取り付け万全を期すことにした。

2・・湿度が20%〜40%と思いの外上がらない。

★今までは水を張ったトレーを置いておいたが、トレーから布を立ち上がらせ蒸発面積をかせいでみる。

● 問題点と対策(12月29日)

1・・やはり晴天時には室温が上がり過ぎ。

★屋根を少しあけないと30℃を超えるときがある。忙しい作業の合間に屋根の具合を調節するのは大変で、もし忘れるようなことがあるとツバメの蒸し焼きが出来てしまう。

取り付けたファンの排気能力は0.5立方メートル/分だが足りなかったようである。3立方メートル/分の物を注文した。27日に改造作業をした際、足の設置を狂わしたため、ハウスにゆがみが出来てしまい屋根がゆがんで隙間が開いてしまっていた。そのために朝の温度が21℃と低くなっていたようだ。

ゆがみを取り除きちゃんと閉まるようにしたので、その分ファンの能力も上げないと目標の28℃は達成できないだろう。取り付けファンは直径12センチが限界なので、次の作業で思わしくないときは、屋根のアクリルに覆いを付けるなどの対策が必要になる。

2・・湿度が思いの外上がっていない。

★対策前と比べて10%の上昇を確認するものの、まだ足りないようだ。タオルを掛けているが次回は、より吸水性がよいリードペーパータオルに変更をしてみることにする。

制作費の明細はこちら

電子部品の値段が高く、予算をオーバーしてしまいました。

加湿器
傷病舎の朝の様子

設置が悪く、屋根が少し開いていて室温が低かった。外気温は1℃、室温21℃。
日当たりは最高だが、その分温度管理が難しい。

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