2006.06.11

昨日、蓮田の昔の記事を掲載しました。今日の記事も2月に取材に行った時のものです。

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同じような問題を抱えている石川県では、未だ決定的な解決策を見つけられず、プロパンガスの爆発音で驚かす、サーチライトで照らす、ロケット花火を飛ばす等大変な苦労をされているようです。

また河北潟湖沼研究所ではカモ達の食性についてレンコンばかりではなくザリガニなどを主に食べているとして、関連はあるもののそれだけでは無いと、レンコン被害との関連性に懐疑的姿勢でした。いずれにしても、レンコン被害が続いているのは事実で、早急に野鳥と農家の方にとって良い解決策を見つけることが大切だと思います。

野鳥の会茨城支部がテストを進めている新型ネットは有力な解決策の一つだと思いました。

そのテストに協力をしていただいている農家の方と農協の方の話では、野鳥の被害に頭を痛め苦労をしているとのことでした。ネットについては網目のサイズ、施設の方法も工夫が必要であると仰っていました。

個別での対応ではいかんともしがたく、予算も取れないので国家行政レベルでの対応をして貰わないと抜本的な解決には至らない気がしました。

新型ネットのテストに協力をしていただいている石川さん

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