2006.05.05

連休中はコアジサシの観察にはまっていました。

大変興味深い行動などが観察され有意義な休みでした。

連休中は釣り人が沢山出て鯉のぶっこみ釣りをしていて、川辺に竿がずらっと並んでいたにもかかわらず、すぐそばで元気よくダイビングをしていました。

管理人が観察した番いでは、♂から♀へのプレゼント(求愛行為)にはいくつかの条件があるようです。

どうやら時間と魚の大きさと、魚の種類がキーポイントみたいです。

小さな魚は♂が食べてしまうのかプレゼントにはされない。

♀の気分によってウグイが良かったり、ヤマベ、鮎が良かったりする。

♂が運んでくる魚によって♀の興奮度合いに違いがあるような気がする。

あまりに大きすぎると♀が食べられないのか拒絶されることがある。

♀の「お腹がすいた〜」コール?がないと♂はプレゼントをしない。

午前中は♀が自分で魚を捕るためかプレゼント行為は少ない。

あちこち飛んで疲れてきた昼頃(昼寝をする頃)からプレゼントの回数が増える。

♂は一生懸命に魚を捕ってきてせっせと♀に運びますが、たまに♀が無視をして食べないときがあります。そんなときの♂は見ていてかわいそうになります。何処の世界も男女の関係は難しいものだと妙に納得してしまいます。

この後、魚の横取りをたくらんでいたカラスが飛んできて2羽とも緊急避難。♀がカラスへ威嚇攻撃をしてカラスを撃退。少し離れた場所に降り立ち、もう一度プレゼントをトライしましたが、またもや拒絶。♂は飛び去り空中で大きな魚を飲み込みました。

♂は縄張りを守ったり、プレゼントをしたりと大忙しです。

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