2005.02.12
 やっと一段落と思ったのもつかの間、全然撮影に行けません。ので・・・今日はコンピューターの話を。

 今週は仕事場のMacの調子が悪くなり、急遽新しいG5のマシンを買う羽目になりました。最悪(・_・、)。自宅ではWindowsを使っていますが、仕事場ではMacを使っています。なぜMacかというと、ソフトがすべてMac用なので好き嫌いにかかわらず仕事コンピューターは昔からMacなのです。最近は手持ちのWindowsソフトも充実してきたので仕事にもWin機をと思っていたのですが、今回はクライアントとの整合性をとるための時間もなかったり納品が迫っていたこともあり、MacのG5を導入してしまいました。

 CPUはG5−2.5Gデュアル、水冷、メモリ2.5Gとスペックだけは一丁前です。上に乗っているのは外付けカードリーダーです。未だにカードリーダーさえ付いていないのです!・・・それにしてもでかい!。一昔のクアドラ(知っている人は相当なMacファン)以上でWin機のフルタワー+αくらいです。デザインは灯油のポリタンクから、やっと抜け出してPowerBookの流れを引いてクールになりました。材質はアルミで放熱性を重要視したものとなってます。出張撮影の時、どこかぶつけたらへこみそうです。

 なぜ、こんなに巨大かと言えば中身の3/4はCPUの冷却のためのダクトで実にがらんとしています。ハードディスクを増設するスペースは一つしかないので、無改造では内部にデータ用のレイドを組めないのは納得のいかない所です。

 では、肝心の性能はというと、今このテキストを書いているWinのノート(Pen4 −3.2G,メモリー1G)に毛が生えた程度。ニコンキャプチャー、コダックPhotoDeskなどはノートの方が早いくらいで、逆にCPUのVelocity Engineを使うアプリケーション、例えばPhotoshopなどはMacが圧倒的に早いです。いろいろテストがされていますがWinのタワーの方がコストパーフォーマンスに勝ると思います。

 トータルな性能、ソフトの入手のし易さ、アップグレードの対応、値段などほとんどの部分でWindowsが優れていて、何故今回G5を買ってしまったのだろうと今更ながらに思っています。大抵使っていたマシンが急に壊れて買い換えるので、うまくいかないのです。

 OSが今年の春頃10.4Tiger?になるそうで、度重なるOSのアップグレードに辟易しています。そのたびに周辺機器が使えなくなったりソフトが動かなくなったり出費が増えてしまいます。今回もG5化にあたって、大切なノートンシステムワークス(これがないと怖くて仕事が出来ない)と一部のソフトが使えなくなり、週末の調達を余儀なくされそうです。ジャガーとかパンサーとかタイガー(OSの名前)なんてどうでも良いと思っているユーザーがほとんどだと思います。それより、もっとちゃんとしたものを出して欲しいと思っているのです。マイクロソフトがこんな事をしたら、きっと世界中に反乱が起こることでしょうね。

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