2005.01.10
 鳥の撮影で初めて遠征をしました(といっても車で1時間半ほどです)。さぞかし格好いい鳥さんの撮影をしに行ったと思うでしょう?ところが被写体は「トビ」です。

 私用で三浦半島の先端に行くことがあるのですが、トビが海岸線に沿って沢山飛んでいるのをよく見かけました。身近な鳥さんをテーマにしていますので「トビ」さんはピッタリです。

 三浦半島に限らず海岸線沿いでは、トビが多いですね。都会ではカラスに追いかけられているイメージが強いですが、撮影をしたところでは立場が逆転していました。カラスはトビの顔色を窺いながら棲んでいるみたいです。

 

kodak14nX AF-S 400 f2.8 TC-14E II RAW

こうしてみるとトビさんも格好いいです。(首のところの羽、フライのハックルにしたら魚が釣れそうです・・・いきなり話が飛びました(^_^;)

 5〜10羽くらいが1グループになっていて空中戦の練習をしたりしながら、くるくると回っています。山の手の上昇気流に乗って空高く舞い上がり、そのままものすごいスピードで海上に出て魚を捕まえたりしていました。

kodak14nX AF-S 400 f2.8 TC-14E II RAW

 鷹類が捕食の為急降下することがありますが、トビも翼を小さくたたんで芥子粒ほどの大きさで見える高さから、目にも止まらぬ早さで急降下します。特に海の上でカモメさんが魚を捕まえているのをしっかりと見ていて、横取りをするときに急降下をするみたいです。しかし、カモメさんの方が飛行能力が高いのでうまくいかないことが多いです。おっとりしていると思ったトビさんですが、実はなかなかのやり手です。

kodak14nX AF-S 400 f2.8 TC-14E II RAW

 

kodak14nX AF-S 400 f2.8 TC-14E II RAW

 

kodak14nX AF-S 400 f2.8 TC-14E II RAW

撮影をした場所ではあちこちに「トビ柱」が立っていて、山の手、海上、民家の上、頭の上、至る所にトビの群れ。壮観です。

kodak14nX AF-S 400 f2.8 TC-14E II RAW

 初めての遠出でしたが、沢山のトビに会えて充実した一日でした。もう少し近くを飛んでくれると思いましたが、今ひとつ遠くて顔のアップが撮影できなかったのが唯一残念でした。

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