2004.12.13

 多摩川に行って藪の中から聞こえてくる「ヒッヒッ」とか「キッキッ」と鳴いている何かが、とても気になっていました。鳥さんか虫かよく分からなかったので、藪の中に身を潜めて観察をしてみました。どうやら鳥さんが鳴いているようです。

nikonD1X AF-S 400 f2.8 TC-17E II C-AF  RAW

 影絵みたいにその姿を見せてくれますが、いくら待っても藪の中から出てきません。写真の趣から言うとすべて見せてしまうよりも、隠しているものがある方が秘密っぽく妙に惹かれるものがあります。レンズ前に枯れ枝などがかぶり、後ろのボケが印象的になっています。

 アオジという鳥さんみたいです。いったいどんな姿をしているのでしょうか?

nikonD1X AF-S 400 f2.8 TC-17E II MF  RAW

 願いが通じたのでしょうか、やっと出てきました。少しの間すぐそばの枝に留まってくれました。胸の黄色顔の縞がとても印象的です。

 鳥見は、諦めかけた頃にその姿を見つけられると言うことがよくあります。こういう出会いがとても嬉しくて、今日もまた重たい機材を担いでフィールドに足を運んでしまうのでしょう。もちろん、なーにも見ることが出来ない日もありますが・・・

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