2008.01.07

 最近、気になるカメラ

今のメインカメラがD2Xと5Dとポラ替わり専用カメラ14Nxでなので、D300と1DsMk3です。

1DsMk3の絵を少し検証しましたが、色飽和が早く???って感じでした。解像度はさすが2200万画素でデジタルバックに迫るものがありましたが、スタジオの商品撮影でA4印刷以下ではハンドリングが軽く比較的素直な絵を吐きだしてくれる5Dで十分だと感じました。しかし5Dは、変なノイズ(俗に言うラーメンマーク)が入ったり、カメラのレスポンスが悪いのが欠点です。変なノイズに関してはチャプチャーワン、ライトルーム、DPPで現像しても出てしまいます。しかし天体用のソフトでベイヤー配列から読み込んでRGB合成をすると奇麗なデータが出てきますのでカメラ内部でRAWデータを生成する際に変な処理をしているのでしょう。1DsMk3は、まだ何か不安定な所があるようなので、しばらく様子を見て落ち着いたところで乗り換えようと思っています。

仕事ではもっぱら5Dを使っているのでD300は何に使うんだ?・・・野鳥の撮影です。管理人的にはD3はフルサイズなので焦点距離を稼がなければいけない鳥撮影には向きません。瞬発力を必要とされる飛び物用機材は軽い方が断然有利です。何故D300なのかというと、感度が無理なく上げられることと、進化したマルCAM3500DX-AFユニットにちょっと期待するからです。

鳥の撮影での通常設定感度は200〜400です。手持ちサンニッパ+テレコンX1.4の組み合わせで絞りはF4.5〜F5.6、シャッターは成り行きというのが管理人のスタイルです。曇りとか逆光の時は感度を出来るだけ上げシャッター速度を早くします。D2Xでは感度を上げると辛いものがありました。妥協できる画質であれば出来るだけ絞りを絞ってシャッター速度を上げたいツバメ写真ではメインカメラとして活躍してくれそうです。それに、AFボタン恐怖症から解放されるかも知れませんし(爆)

なにか節操がない話になっていますが、ニコンかキャノンか?なんてことを議論することは全くもってナンセンスで、撮りたい写真に合わせてカメラを選択する時代になったと感じています。

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