2007.01.03

 昨年に引き続き浜離宮で行われた諏訪流放鷹術を見物してきました。
オオタカ、ノスリなどのリハビリの飛行訓練で放鷹術を応用していることは以前書きましたが、あれほど人慣れしないオオタカが人から人へ飛び移るさまは、やはりびっくりです。ヒナの刷り込みを人にさせているからなのでしょうか?

今年は電通ビルの屋上からのハヤブサの急降下を見ることが出来ました。横を通過する姿を撮影したかったのですが残念ながらピンぼけでした。三角形に翼をたたんで猛スピードで降下する姿をファインダーでじっくりと見ることが出来たのはラッキーでした。意外だったのは上空30〜40メートル位でブレーキをかけはじめ、横を通過するスピードはそんなに速くはないということでした。野生のハヤブサはどういう感じで狩りをするのでしょうか。

今回はオオタカとハリスホークが出演しました。飛んでくる表情にはこの2種の違いが出ていて興味深く見ることが出来ました。

オオタカは虹彩が黄色で目が丸く眉線のせいで、いかにもやる気満々な真剣な表情です。
一方ハリスホークは目がアーモンド型で瞳孔が見えずオオタカに比べてやる気がないような表情です。ノスリの仲間だそうで、性格もややおとなしいのでしょう
鷹匠さんの説明ではハリスホークは頭が良いとのことで与えられた課題をそつなくこなし、おやつを戴こうと計算しているのかも知れません。
明日に続く
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