2006.08.06

やっと夏らしくなってきました。

今年は写真を撮る暇もないくらい忙しい毎日を送っていますが今日は夕方に時間が出来、河原へ散歩に行きました。

鮎が飛び跳ね、コサギ達がご馳走にありついていて、カワセミのペアが水面を飛んで行きます。3ヶ月ぶりにカワセミを撮ることが出来ました。

夏の風物詩、鮎釣り。

ここ多摩川では「ころがし」という釣り方がメインとなっています。長い竿で釣り針がたくさん付いている糸を使い、川底をオモリが転がるようにして釣りをします。根が掛かりで針を失うことも多い釣りです。

たぶん多摩川の川底には釣り糸と釣り針がたくさん引っかかっていると思います。川魚を食べている鳥たちにとっては危険がいっぱいの川となっています。台風が来て増水すればきれいになってしまいますが、海に流されるだけで消えることはありません。

今日は「ころがし」の釣り糸の犠牲になってしまったウミネコ(たぶん)に会いました。クチバシの周りに針と糸がからみついています。魚を食べる時にはクチバシを開け度に糸が食い込んで具合が悪そうでしたが、それ以外は比較的健康そうです。しかし鳥にとっては大迷惑な話です。

釣り人の皆さん、糸と針は回収して下さいね。

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