2005.08.04

 

第9回ツバメのねぐら観察記 8月3日

 前回かなりのツバメが確認されたので今日はもう少し増えているかと思いましたが、逆に減っていました。 

 7:00 現地到着。土手の上からツバメの姿をコンパクト双眼鏡で探したが、数えるほどしか見あたらない。どうしたのだろう?天体観測用の70X10双眼鏡を取り出し、空を丹念に捜索する。小さなシミみたいな固まりを見つけることが出来た。500〜800羽位のツバメの集団である。ずいぶん高いところを飛んでいる。今日はこの集団だけで他の集団はいないようだ。

 7:05 観察場所を橋の上に移す。ここからだと遠いところまで見渡せるので都合がよい。集団が少しずつ高度を落としているようだ。

 7:10 ヨシ原のすぐ上から50メートルくらいまでツバメの集団がばらつき出す。

 7:12 一気に高度を落とし一斉にヨシ原へ舞い降りる。ほんの30秒ほどですべてのツバメが上空から姿を消した。ヨシ原の上を飛び回っているものと、ヨシに留まっているものが半分半分くらいである。

 7:15 飛び回る姿は見あたらず、鳴き声だけが聞こえる。

 旅立つツバメたちがいてもおかしくない時期なので、気の早いツバメたちは小さな集団で少しずつ南下しだしたのだろうか。そばの田んぼでは第2回目の巣立ちを終えたチビツバメたちが飛び回っています。彼らも、もう少しするとねぐら生活をするようになり、夏の終わりには南へ旅立つのでしょう。来週くらいにねぐらへ集まる数の第2回目のピークを迎えるのではないかと思いますがどうなのでしょうか?

ちょっと改良をして走馬燈のように回るようにしました。ドラッグしても動かせます。

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