2005.04.27
 飛びもの写真に挑戦しよう!ということで、今日は簡単に撮影できる飛びものグッズの紹介です。メインのHP−−機材室−−工作部屋の双眼鏡デジカメです。これでツバメを撮影してみました。一眼レフの撮影と比較すると、とても簡単に飛んでいる鳥さんが撮影できてしまいます。おまけに双眼鏡のクリアーな像を見ながら撮影するので観察も出来てしまいます。

  まず、カメラの条件。

 1/レンズが小さい事。でかいレンズは視野がけられてしまします。

 2/マニュアルフォーカスが出来ること。

 とまあ、これくらいです。

お手持ちの双眼鏡とコンパクトデジカメを適当にくっつけるだけで完成。ひもで縛っても何でもOK。でも、はずれたりして機材が壊れては大変ですので、頑丈に止めて下さい。見た目で双眼鏡に対して真っ直ぐに、そして接眼鏡の真ん中にカメラのレンズを固定できれば大丈夫です。その際、レンズ同士がぶつからないようにして下さいね。ベニヤ板を切って作れば日曜大工程度の工作で作れます。

 飛んでいる鳥を撮影するのですからカメラのAFは使えません。(カモとか大きな鳥の場合はAFが効くときもあります)じゃあどうするか?手順は次の通り。

 1/ピントがよく来そうな標識とか看板(20メートル位離れたもの)を双眼鏡の視野に入れる。

 2/双眼鏡でピントをしっかりと合わせる。

 3/デジカメのズームをワイドとテレの中間位にする。ワイドだと周辺が黒くなってしまうことがあるのと、ちょっと倍率が低い。逆に望遠側だと鳥さんが画面に入らないことがあるのと、画質が落ちて、ぶれることが多くなります。

 4/同じ標識もしくは看板を液晶モニタに導入し、デジカメのシャッターボタンを軽く押してピントを合わせる。機種によってはマクロモード(お花のマーク)にしないとピントが来ない物もあります。ピントがあったらマニュアルフォーカスに設定して、ピントが動かないようにします。ピントが固定できない機種だとツバメの飛びものは難しいので注意が必要です。

 5/鳥さんを見つけて、カメラが付いていない、空いている方の双眼鏡で観察しつつ双眼鏡のピントを合わせる。これでカメラ側でもピントが合っているはずです。ピントがあったらシャッターを切ります。連写が効く機種だとシャッターを切りながら、ピント合わせが出来るので良い写真が得られる確率が上がります。カメラのモニタは見ないでの撮影になります。双眼鏡がファインダーの代わりになるのです。

 と言う感じです。文字で書くと難しく感じるかも知れませんが、やってみると意外と簡単です。ぜひお試しあれ。今回モデルになってくれたのはイワツバメ&ヒメアマツバメさんです。

 

 canon S-50 nikonHG32X8 ISO100

canon S-50 nikonHG32X8 ISO100

 遠くからやってくるツバメを追い続けていると、感じがつかめてくると思います。あせらず、確実にピントを合わせてシャッターを切ってみましょう。すると、こんな写真が写っているはずです。これを一眼レフで撮影するとなると、とても大変ですし、お金もかかります。気軽に撮影できて、とても軽いので女性の方でも撮影が出来ると思います。

 canon S-50 nikonHG32X8 ISO100

 

canon S-50 nikonHG32X8 ISO100

 すぐそばと飛ぶツバメさんも慣れれば撮れるようになります。逆に一眼レフだとかなり難しいです。

canon S-50 nikonHG32X8 ISO200

こんな写真をニコンの300ミリで撮影してみたいです。

 さあ皆さん、レッツトライ!!

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