2005.02.25
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ようやくD2Xのデータをお見せできます(^_^;。しかし、本日めでたくD2XとVR300はプロサービスで点検を受けるべく病院入りしました。D2Xが今日発売と言うことでプロサービスは大人買いの人たちでごった返していました(一人2〜4台買って行ってました)管理人はその脇でプロサービスで初めてD2Xを修理する人となっていたのでした。ピントが前ピンでヨンニッパの被写界深度内に収まらなかったのです。よくある話なので特に怒りもしません。早速代わりのD2XとVR300を借りてきました。ついでにヨンニッパも像質が甘いので点検をして貰うことにしました。
上の写真は鳥さんと同じ位の大きさのボルトを撮影したものです。Ai300の芯のある描写が分かると思います。VRは全体に甘い描写です。ニコンの人も首をかしげていました。(同じ300ミリでも近距離での撮影像の大きさが違いますね)どういう答えを出してくるか興味津々です。1ヶ月くらいはかかるでしょう。 では、D2Xのデータです。上側の写真はノートリ画像。下はピクセル等倍です。 中心部ピクセル等倍 高感度時のノイズリダクションオフ。カメラ側でノイズリダクションを設定できますがオンにすると冗談みたいな画像になります。喩えて言うならば、フォトショップのドシロートがフィルターをかけたような感じです。これを見せるとニコン離れする人が増えるのでお見せしません(爆)。個人的にはそのままの感じが気に入っています。ISO800のフィルムって多分こんな感じでしょう。ニコンらしく、うまくノイズを入れてます。というより、JPGはこれが限界みたいです。あとはRAWで撮影して、キャプチャー4.2でリダクション処理という作業になると思います。 ISO400は完全に実用範囲内になりました。 nikon D2X AF-S VR300 f2.8 TC-14E II f5 ISO800 JPG クソVR300は(言い過ぎです・・か)ちょいと太くてハンドリングが悪いですが、飛びものを追うときに像がぶれずスムースなパンニングを可能にしてくれます。これは、ピントの食いつきに直に影響をしてきますので貴重な機能です。テレコンを付けてというものの400〜500ミリを手持ちで撮影できるメリットは計り知れません。このレンズのVR機能は大変優れていて70〜200VRとは隔世の感があります。ほとんどの場面で手持ちもしくは1脚の撮影ができそうです。ただ、今の状態だと開放から1/3絞る必要があるのが唯一の難点。点検整備が終わって戻ってくるのが楽しみです。開放で使えたら素晴らしいレンズになると思います。このレンズが使えたら多少カメラに難があっても許せそうです。
nikon D2X AF-S VR300 f2.8 TC-14E II f5 ISO800 JPG AFは果たしてどういう具合でしょうか?上の写真でD2Xはピントを検知できませんでした。前に後ろにピントを合わせまくっている状態です。マニュアルでおおよそ合わせてから、AFスタートしてやっとこさピントが合いました。えっ!D1Xだってこのくらいは来ますよ。ピントのアルゴリズムを替えたとニコンは言ってますが、いったいどう替えたんでしょうか?かなりヤバイですね。しかし結果を急がず、この辺はもう少し様子を見る必要があります。 物撮影でのハイライト描写は・・・・・ こんな感じの写真のピクセル等倍をD2X,D1X,14nXの3機種で比較します。 結論から言うと、光り物の撮影に於いてD2XとD1Xのハイライト描写は、ほとんど変わっていません。発売前にセミナーで見た感じと全然違います。何故なんだ〜。ラチチュードは今時のデジカメにしては狭い感じです。ただシャープさはすごいものがあります。14nXがかすんでしまうほどです。モアレはどうなんだろう?この辺は次回のテストで見ることにします。 ちなみに、14nXのウルトラスムースなトーンが分かると思います。ほとんどフィルムと同じライティングで撮影できてしまうほどラチチュードが広いです。このことは強い光を当てても破綻せず、質感を描写するときに不可欠なコントラストを無理なく上げられると言うことです。やはりコダックまでの道のりは遠いですね。 |
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