QTVRとは、簡単に言えば「くるくる回るパノラマ」で、あたかも自分がその現場にいるようなバーチャル体験ができる映像です。まるで遊園地のメリーゴーランドやコーヒーカップに乗っているようです。でも、おもしろがって回しすぎると気分が悪くなりますのでご注意を!
ブロードバンドの普及によりQTVRが、やっと日の目を見る時代がやってきたことはとても嬉しいことです。特にフルスクリーンでQTVRがインターネットを通じて鑑賞できる時代がやってくるなんて想像していませんでしたので、時代の流れと技術の進歩に感謝です。
少し前まではQTVRのサイトなんてほとんどありませんでしたが、最近びっくりするほど素晴らしい作品が数多く発表されていいます。QTVRについては初心者の域を出ませんので、諸先輩方のサイトを参考にされた方がよいかもしれません。
以前から興味はあったので、昨年から本格的に作品を撮影するようになりました。
撮影方法は2つあります。
一つ目は魚眼レンズで撮影して2~6カットをつなげるする方法。
二つ目は普通のレンズで撮影して沢山のカットをつなげる方法。
このサイトで主に使っているのは2番目の方法です。
4X5カメラのアオリ枠を加工した自作の雲台を使い広角レンズをつけて撮影した38枚のカットをつなげています。ソフトRealviz社のSticher5というものです。
ウィンドウズとマックを同時に使うことが多いので両方で動くソフトという事でこのソフトを使っています。
NikonD2Xで撮影すると一枚あたり最大12メガピクセルにもなるのでパソコンに多大なメモリーが必要になるのと、ファイルサイズが大きくなるので作業に時間がかかるのが欠点です。
しかし、うまく合成が出来ると信じられない位高解像度のQTVRが出来ます。当サイトでは最大1600ピクセルでレンダリングをしていますが、20ミリレンズを使った時にはキュービカルイメージの6スクエアあたり@7334ピクセルX7334ピクセルの画像を作る事が出来ます。15ミリレンズでは5624ピクセルX5624ピクセルになります。
撮影できっちりノーダルポイントが出ていないと合成&修正が大変になりますが、Sticher5はとても良くできたソフトで、WEBに500ピクセル程度で掲載するときは、ある程度ソフトでごまかしてくれます。とはいうもののフル解像度データではとてつもない量の修正が必要になります。このソフトは海外では人気があるようですが、日本ではこのソフトを使っている人は少ないようです。
Sticherを使ってのQTVR制作はあまりに多くのカットを撮影するので動きのある写真を撮影するには被写体の協力とレントゲン撮影のような忍耐力が必要になります。また、時間に余裕がないときには撮影自体が不可能になってしまいます。そのような場合は魚眼レンズでの撮影が便利です。NikonD2XとSigma8mmの組み合わせでは最低4枚の撮影だけで済みます。このときに使うソフトはEasypano社のPanoweaver4がおすすめです。少々値段が高いですが短時間&ごく簡単にクオリティーの高いQTVRを作ることが出来ます。Panoweaver4はフルフレームの対角魚眼レンズや円周魚眼レンズにも対応していて応用が利きます。
マウントも自由雲台と接写用微動レールと縦位置アダプターの3点で比較的簡単に出来てしまいます。撮影と加工が手早くできるので時間が無いときは魚眼レンズでの撮影方法に歩があります。
4x5カメラのアオリ枠を改造してあります。切った貼ったで工作します。
アルミ板とマンフロットのスライディングプレート&ボールカメラレベラーの3点しか必要ありませんので、非常に安価に制作できました。
4x5カメラには前後2つの枠がありますので、中古を買ってくれば2つ出来てしまいます。撮影前にノーダルポイントのチェックを正確にすれば、かなりの精度で撮影ができます。
Since the QTVR work using Sticher photos too much many cuts, cooperation of a photographic subject and patience like roentgenography are needed for taking a photograph with a motion. Moreover, the photography itself will become impossible when there is no margin in time. In such a case, photography with a fish-eye lens is convenient. In the combination of NikonD2X and Sigma8mm, only photography of at least four sheets is required. As for the software used at this time, Panoweaver4 of Easypano is recommendation. although it is a little expensive -- short-time & -- high quality QTVR can be made very easily. Panoweaver4 also supports the diagonal fish-eye lens and circumference fish-eye lens of a full frame, and its application is effective.
A left photograph is its own QTVR mount. Since a ready-made article is very expensive, if it does not have un-arranging [ which ends at a low price ], equipments will be restricted to their original work.
The frame of 4x5 camera is converted. it cut -- it stuck -- it comes out and maneuvers.
Since necessity [ three points of the slide plate & ball camera leveler of an aluminum board and a manfrotto ], it has made very cheaply.
Since there are two frames in 4x5 camera approximately, two will be made if you buy medieval times. If the check of a no dull point is correctly checked before photography, a photograph can be taken in remarkable accuracy (this is difficult).