2011.03.06

今回の太陽泉シリーズは銭湯の心臓「ボイラー」です。

銭湯関係者と銭湯マニア以外はあまり目にする機会がないと思います。

管理人も初めて見ました。

銭湯の心臓部であるボイラー(赤く塗られた金属の箱状のもの)の仕組みはというと・・・中で薪などを燃やし熱くなった空気が上に見える丸い穴(排煙孔)の中に吸い込まれ水槽の中を通り水を温め、Uターンして戻ってくる。再度熱せられた煙り(空気)は丸い筒の下に見える四角い穴に吸い込まれ同様に水槽の中を通り、今度は煙突に向かい排出される。つまり煙は一往復半して煙突へ行くということである。手前に見える緑色の物体は石油のバーナーだそうです。

このボイラー、昔のように井戸水を使えれば痛みが少ないが、水道水を使うと水に含まれる塩素によってすぐにダメになってしまうようです。わずか数年で交換ということで、そのたびに数百万が飛んでいくというから驚きでした。

第一弾で掲載した「煙突」にも深い話があるようで興味は尽きないのである。

実は昨日、営業中の太陽泉に行って来ました。1時間も長湯をしてしまい、心身ともにリフレッシュしました。

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