2010.01.24

夕日のトビ

管理人のメインフィールドである多摩川から冬の日没を見るとこんな感じです。ちょうど生田緑地、よみうりランド方面に夕日が沈みます。林の上に見えているのは稜線は丹沢の山々です。ちょうど山の稜線の上と太陽のそばをトビがゆっくりと飛んでいます。

「トンビがくるりと輪を描いた」と言われるように、上昇気流を上手に使ってくるくる回りながら飛びます。たまにカラスがちょっかいをだしに来ます。

カラスは上昇気流だけをつかまえて飛ぶことは出来ないらしく、羽ばたきながらトビの後を追いかけます。トビはというと、気流に乗ったまま羽ばたくことなく本当にくるりとその場で急旋回をしてカラスをかわします。

この飛び方の違いは翼の性能の違い・・・体重と翼の面積の比率や翼の形状違いからくるものです。

管理人のメインテーマであるツバメも意外と知られていませんが、上昇気流をつかまえて飛ぶことが出来る鳥です。もっともトビほど大きな翼を持っているわけではありませんので、山の斜面の上昇気流とかビルの上昇気流などある程度強い気流をつかまえて滑空をしています。気流が良いときは何十分も滑空しているときもあります。しかし遊んでいるわけではなく餌になる虫を探して飛んでいるようです。ツバメ好きの管理人は小さな翼面荷重を生かして自由自在に飛び回っているツバメを何時間見ていても見飽きることはありません。