2009.09.23

懐中電灯談義   その1

ろくに更新もせぬまま、ツバメシーズンが終わってしまいました。

撮影だけはコツコツしていました。データ整理が全く進んでいません。

新しくドイツ製のギャラリーソフトを手に入れたので、「つばめくらぶ」の更新を近々する予定でいます(^^ゞ

さて、今シーズンは子育てと餌取、ねぐらを中心に撮影をしてきました。

ねぐらの撮影で欠かすことが出来ない機材が懐中電灯なのです。日没を挟んで撮影するので手元照らすのと、ツバメたちを照らすライトにも使います。ライトで照らすとツバメたちの目が光り幻想的な絵になります。

National BF777+Gentos SF533XX(スポットに改造)+D3X+AFS400mm f2.8+TC20E

なにせツバメとの距離が50M程度あるので強力なライトが必要になり、あれやこれやと試行錯誤をしてライトを選ぶのですが、いつの間にか懐中電灯のコレクターになってしまいました。ツバメ屋さんの間では下の黄色いライトが定番でNational BF777というライトです。ハロゲンライトを使っていて、かなり明るくねぐら撮影ライトの基準となるようです。ただ、大きく重いのとカラーバランスを考えるともう少し色温度を上げたいのでハロゲン仕様のNational BF777とスーパーLEDライトを組み合わせてみてはどうかと考えたわけです。

HIDライトという事も考えられますが、自動車のヘッドライト並に明るくツバメへのストレスを考えると選択肢から外れました。

遠方を照射することを考えると LED LENSER P14 がスポットがきつく一番明るく適しています。National BF777とほぼ同じ明るさで写っています。

LED LENSERシリーズはズームで照射角を変えられ最もスポットにすればスペック以上に明るく写ります。色温度は8000度ケルビンと少々高め。

色温度が4200度ケルビン&700ルーメンのWolf-Eyes MC-E E2 は周辺まで明るくNational BF777に代わるベースライトとして適しています。この配光で倍くらいの明るさが出れば言うこと無しです。

まあ、この分野は日進月歩ですので来年には新しい高性能のモデルが出ると思います。

というわけで、遠方照射テストです。

National BF777

電球:ハロゲン 7.2V 0.85A

明るさ:15000ルクス

重量:1232g

電源:単1 6本

GENTOS閃 SG-309

LED:Luxeon Rebel90

明るさ:150ルーメン

重量:60g

電源:CR123A 1本

GENTOS閃 SG-305

LED:Luxeon Rebel90

明るさ:100ルーメン

重量:102g

電源:単4 3本

SuperFire-XX SF-533XX

LED:Cree XP-E

明るさ:180ルーメン

重量:410g

電源:単2 3本

LED LENSER M-1 OPT-8301

LED:Cree XP-E

明るさ:155ルーメン

重量:76g

電源:CR123A 1本

LED LENSER T-7 OPT-7439

LED:Cree XP-E

明るさ:200ルーメン

重量:155g

電源:単4 4本

LED LENSER P14 OPT-8414

LED:Cree XP-E

明るさ:220ルーメン

重量:380g

電源:単3 4本

Wolf-Eyes MC-E E2 Cree MC-E D37 Neutral White HO

LED:Cree MC-E 5C

明るさ:700ルーメン

重量:180g

電源:168A 1本

SURE FIRE P6 オリジナル

電球:P60バルブ

明るさ:60ルーメン

重量:143g

電源:CR123A 2本

MAGLITE 2C

電球:MAG 2CELL用クリプトン球

明るさ:60ルーメン

重量:143g

電源:単2 2本

共通データ

ニコンD3X  AFS24-85 24mm

ISO:200 1sec  f 5.6 色温度5000度ケルビン

次回は普通の使い方での案配を見てみようと思います。