2009.02.05

独り言・・・2



デジタルカメラで撮影した写真を使い個展を開く写真家の方が増えてきていますが、そうした写真展を見るたびに思うのは写真のコアな部分はカメラというハードではなく心というソフトな部分にあるのだということです。









たとえば、とある写真展に行ったときに会場の中程にB倍に引き伸ばされた写真・・・・戦争で家族を亡くし深い悲しみと絶望で呆然とたたずむ小さな子供が、虚ろな目をしてカメラをみている写真があったとします。
その写真を目にした瞬間、被写体である子供の感情に圧倒され目が釘付けになることでしょう。そこに写されているものはアナログ、デジタルを超越し、私たちの感情にダイレクトに訴えかけているのだと理解するはずです。











続く・・・

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