2008.12.30

 徒然なるままに

早いもので、もうすぐ一年が過ぎようとしています。ちょっとカメラの話題を・・・

世間では5Dmark?やD3Xが発売になりデジタル一眼レフもオーバー2000万画素時代に突入しました。

印刷目的であるコマーシャル分野ではA4見開きを撮影するためには当然必要な画素数ではあります・・・がライカ版CMOSでパチピン写真を撮るとなるとレンズに困るのが現実です。本当に限られたレンズしか使えなくなってしまい、悩ましい限りです。

しかしながら、ふつうに撮影してインクジェットプリントのA3ノビ位までなら1200万画素もあれば十分だと感じています。そんな中コンパクトデジカメがその上をいく画素数のCMOSを積んだ商品が出始めています。サンプルを見る限りレンズの性能やNRなどの画像処理が全く追いつかず、無用に巨大なデータをはき出すカメラになってしまっているように思えます。

いつから画素数がカメラの性能を計る基準になってしまったのか?

そんなの昔からですって。

質より量的な考えが世の中に蔓延してはいないか?などと思ってしまうのです。

G10が最近のお気に入りですが、画素数を半分にしてRAWできれいなデータを作ってくれれば魅力的なカメラになると思いますが皆さんはどうでしょう?

もう昔のカメラになってしまいましたが「KODAK 14N」というデジカメがあります。これは良くも悪くもとんでもないカメラで、使うのにはとても神経を使います・・・・が捨てるのはもったいなので最近はモノクロ専用カメラとして昔のAiニッコールをつけて完全マニュアルカメラ(TTLが使えない)として活用しています。ローパスフィルターがない分、擬色が派手に出ますがとてもシャープなデータを作ってくれますし、モノクロにするので擬色は関係ありません。フィルムで言えば今は無きテクニカルパンのようなカメラです。

鳥の撮影では軽いシステムで散歩しながら撮り歩くのが好きなのでD300(しょうがない)を持ち歩いています。あのどうしようもないファインダーはユーザーを馬鹿にしているとしか思えません。デジタルになって色々なところはめざましい進化をしているのに、一眼レフのファインダーだけは進化しないのはなぜなんだろう?逆に退化しているのかも。

日常では携帯電話のデジカメはよく使います。景色を記憶にとどめておくのにはとても良いツールだと思います。それにとてもよく写ります。WEBで見せるのなら十分です。主に携帯で写した写真をまとめてみましたので、良かったらご覧ください。

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