2006.02.12

ここの河原には2〜3羽のモズがいます。

飛んでいるモズはいつもの顔なじみ♀(だと思う)。

留まっているモズは少し離れたところに縄張りを持っている♂。

子育てが終わる秋口になるとペアだった2羽は高鳴きをはじめ、お互いに縄張りを持ちます。冬の間、餌の量が減るために縄張りを持ち、餌の確保をすると本に書いてありました。体一つで生きていかねばならない鳥たちは大変です。

ポカポカ陽気に誘われて、よりを戻そうとしていたのでしょうか、2羽でなにやら内緒話をしていたようです。♂の目線の意味は・・・おっ、やっぱいい女・・・という事でしょうか。

モズは比較的よく見られる野鳥です。いまさらモズというなかれ、よくよく観察をすると身近な鳥が面白いこともあります。モズの本で山階鳥類研究所の山岸哲氏が執筆された「モズの嫁入り―都市公園のモズの生態をさぐる」という著作があります。ジュニアブックですが、とてもよく書かれた本です。鳥関係の本でジュニアブックになっている物は、当然とてもわかりやすく書かれているうえ、小さい子供達にも理解できるよう内容も良く吟味されています。図書館などで探して読まれると新しい発見があって面白いと思います。

 

前のページ
次のページ
INDEX