2005.05.29
|
|||||||||
今回はテレコンのテストです。精度良く組上がったレンズとの相性はどうなんでしょうか?
テストは2種類。一つは撮影距離を変えないで撮影する方法。もう一つは被写体の大きさを同じにして撮影する方法です。 では1番目の画像、300ミリレンズのみで撮影したノートリ画像ものです。これは2番目のテストでも同じフレームになります。絞りは開放です。 NON,X1.4,X1.7,X2の4種類をX2のピクセル等倍を基準として他をフォトショップで拡大しました。 テレコンで拡大して大きく撮影でた分X2が一番シャープです。トリミングを前提で撮影をする場合X2を使ったほうがよい結果を得られるということです。まさに教科書どおりです。 次に2番目、写る被写体の大きさを同じにする方法。300ミリのみが一番近くで撮影して、X2が一番遠くからの撮影になります。すべてピクセル等倍です。 解像度とコントラストのバランスがとれているのは300ミリのみの時です。余分な光学系が入っていないためコントラストの高い像が得られます。レタッチを前提として考えるのであれば、X1.4のシャープネスが一番高のでお勧めの組み合わせでもあります。これは、前回のテストと同じ結果ですね。 しかしながらX2の時でも大きく像質が崩れることがありません。直接比較が出来ないのであくまで推測の域を出ませんが、おそらくダメ300ミリのみと同等の画質だと思います。充分に実用になるでしょう。これも教科書通りです。つまり、ニコンのテレコンはとても良くできていると言うことでしょう。 人によってレンズの評価が違うのはこういう製品のばらつきによるものなのでしょう。しかしながら、マスターレンズの性能でここまで結果が違ってくるとは思っていませんでした。新しいVRレンズの本当の実力は侮れないものがあります。VR200 F2のスーパーEDの出来のよいレンズはさぞかし素晴らしい結像性能であることは容易に想像できます。だれか買ってレポートして下さい。 |
|||||||||
そのうち次のページが出来ます
|
|||||||||